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〒931-8333 富山県富山市蓮町1-7-3 SCOP TOYAMA センター棟404号

"リフォームや増築をしても、
登記はそのまま"
になっていませんか?

リフォームや増築

建物を増築・改築・用途変更したとき、「見た目が変わっただけで登記は必要ない」と思って放置してしまうケースがあります。
しかし実は、登記簿に記載されている建物情報(構造、床面積、用途など)に変更があった場合、変更登記(へんこうとうき)という手続きが必要です。

怠ると、売却や相続、融資の際に思わぬ支障をきたすことがあります。

建物の変更登記とは?

建物の変更登記

変更登記とは、すでに登記されている建物に「物理的または用途的な変更」があった場合に、登記情報を最新の内容に更新する手続きです。

代表的な変更内容としては以下のようなものがあります。

変更登記が必要なケースの例

  • 増築(床面積の増加)
  • 改築(構造の変更、建て替え等)
  • 用途変更(住宅→店舗など)

登記情報と現況に差異があると、不動産取引や相続において信頼性が損なわれるため、原則として変更から1か月以内に申請することが求められます。

変更登記を怠ったことで起きた
トラブル事例

融資が通らない!

融資が通らない!

住宅ローンを借り換えようとしたが、登記情報と実際の床面積が異なっており、担保評価が下がってしまった。

解決方法

土地家屋調査士に依頼して変更登記を行い、登記内容を現況に合わせて修正。
評価が正常化され、融資が無事通過した。

相続時に建物面積に関する争い

相続時に建物面積に関する争い

登記簿上の面積と実際の建物の大きさが異なっていたため、相続人同士で分割割合を巡ってトラブルに発展。

解決方法

相続前に変更登記を行い、実態に即した正確な情報を登記簿に反映。
結果、円満な遺産分割が可能になった。

売却が白紙に

売却が白紙に

買主から「登記簿上と建物が違う」と指摘され、不信感から契約破談。
売却のチャンスを逃すことに。

解決方法

測量・調査を実施して変更登記を完了。
次の買主とはスムーズに取引が成立した。

変更登記をスムーズに進めるには?

step 01

手続きの流れを理解する

  • 建物変更内容の確認(増築、改築、用途変更など)
  • 必要書類(建築確認通知書、図面など)を準備
  • 土地家屋調査士による現地調査・測量
  • 法務局に変更登記を申請
  • 登記完了後、関係機関への届出(必要に応じて)

step 02

スムーズに進めるための
ポイントを理解する

  • 工事が完了した直後に速やかに着手すること
  • 図面や確認済証などの書類をきちんと保管しておくこと
  • 専門家と連携して早期に動くこと

自分で変更登記を
行うことはできる?

法的には建物の所有者本人が自分で申請することも可能です。
ただし、以下のような専門的知識と作業が必要になります。

  • 自分で変更登記を行う際に求められるもの

    • 増改築部分の正確な測量と図面の作成
    • 建築確認関係書類の整備と添付
    • 申請書類の作成や法務局とのやり取り

また、ネット上では記載例や様式が限定的で、不備により差し戻されるケースも少なくありません。
確実な申請のためには、専門家の助言を受けるのが賢明です。

土地家屋調査士に依頼した場合の
費用相場は?

変更登記の依頼費用は、変更内容の規模や構造、地域によって異なりますが、目安は以下の通りです。

  • 一般的な木造住宅の場合

    7万円~15万円前後(税込)

  • 大規模な改築や用途変更

    15万円~30万円程度(税込)

専門家に依頼することで、申請ミスを防ぎ、スムーズに手続きが完了するという安心感が得られます。

まとめ

変更登記は「資産価値」と
「信頼性」を
守るための一歩

建物の現況と登記情報が異なると、様々なトラブルや手続き上の障害を引き起こします。
変更登記は単なる手続きではなく、資産を守り、円滑な取引や相続を実現するための重要なステップです。

増改築や用途変更を行った際は、忘れずに登記の見直しを。
専門家に相談しながら、正確かつ迅速に手続きを進めましょう。

著者名
濱西 大介
土地家屋調査士法人パズル・アンド・クリア代表
略歴
1982年生まれ。
慶應義塾大学卒業後、公務員として約10年にわたり用地取得業務に従事。
不動産・登記の実務経験を活かし、2023年に土地家屋調査士として独立。
同年、土地家屋調査士法人パズル・アンド・クリアを富山にて設立し現在に至る。
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